組織学会(24年6月)にて研究発表を行いました

24年6月22日(土)、梅雨入りした翌日の晴れの日。初めて組織学会に参加いたしました。
組織学会は、経営学領域の老舗の学会であり、経営学ディシプリンにて研究する者にとっては学びの多い学会です。

タイトル：イノベーティブなアイデアの意思決定における美の感情の役割とその作用

イノベーションに資するようなアイデアを生みだしたい、それによって成果をあげたいという思いがある一方で、アイデアが出た時点では新しいものであるため、意思決定が難しいという問題があります。これはビジネスの世界でよく見てきた光景です。

そのような中で、美大で学び直し、経験した感覚を生かしたいと思いました。講評という作品に対して先生や学友からコメントをもらう時間が多く用意されています。その講評という経験をし、結局は、良いものは「いいね」と皆んなが思う、その共通の感覚「美」の感覚があることに気づきました。

その「美」の感覚がイノベーティブなアイデアの意思決定にも役立つのか、ということを明らかにしたいという思いで研究を行いました。

発表も質疑応答、その後のディスカッションすべてが貴重な経験となりました。